うつ病は強制したり頑張ったりしてはいけません。回復の見込みは?

うつ病は確かに頑張ったり無理強いしたりしてはいけない病気です。

ではどのように解釈すれば良いのか、その境目についてお話ししてみます。

◎日常生活における無理強いは逆効果。

うつ病が「強制したり頑張ったりしてはいけない病気」と言われるのは、そのこと自体がストレスとして積み重なってしまう悪化の原因になるからです。

ストレスが原因でうつ病になっているのに、無理強いするような日常は逆効果になってしまいます。

しかし頑張ったり無理をしたりしてはいけないといっても、治療や薬の服用まで成り行きで良いとはされていません。

医師の診断・診療は定期的に受け、専門家の目から経過観察を行ってもらいましょう。

患者の日常生活における間違った頑張りと、治療における頑張りは同列のものではありません。

◎頑張ると言う意味を捉え直す必要がある。

治療に頑張るといっても定期診断は月に1回で、心療内科を訪ねても診断・診療に長時間を要するものではありません。

多くは診察室に入ってから5分か10分程度で終わります。

総合病院・大学病院などではなく、身近な心療内科であれば、診療待ちなど無駄な時間を過ごすことはありません。

治療に関しては少し頑張って、診断については医師の言いつけを積極的に聞いて履行しましょう。

◎うつ病と診断されたら、頑張るという意味を一度見直して正しく理解しましょう。

生活自体を緩めてリラックスさせるのはいいことです。

うつ病でいけないのは、頑張れば精神力で乗り越えられる、気分転換が重要だなどと強要したり励ましたりすることです。

生活のリズムや精神面については、可能な限り成り行きを許すようにしましょう。

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